よちよち投資の軌跡 年末の損だし 

今回は投資の話。右も左も良く分からない初心者ですが、楽天証券で、積立ニーサ(投資信託)、国内個別株、海外ETF(特定口座)に挑戦しています。2024年からは新ニーサが始まりますね。

この年末、どうやら「損出し」というものがあるらしいと知り、備忘録としてまとめてみます。

「損切り」は知っていましたが「損出し」は初耳でした。

今のタイミングは2024年から新ニーサが始まるので色々と悩ましいのですが、新ニーサで潤沢な資金がない場合、マイナス益がある銘柄などは長期的にみると売却して買いなおすのも良いのでは、という考えもあるそうです。本当に難しい。。。。トライ&エラーの人生日々勉強を実感です。

【損出し】注意:楽天証券、特定口座(源泉徴収あり)の場合をまとめています。

利益が出た場合、約20%の税金を支払っています(例:100万円の利益⇒約20万円の税金)。マイナス損の銘柄を保有している場合、それを売却する20%の税金が相殺できるということです。

<損益の確認方法>

楽天証券にログインhttps://www.rakuten-sec.co.jp/

マイメニュー/損益・税金履歴/特定口座損益(譲渡益税)で確認が出来ます。楽天証券の説明ページもご参照ください。https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/qaAss0002.html

この「総額」がプラス益で、その下の「徴収税額(理論値)」が税金になります。「総額」がプラス益になっている場合で、自分の保有銘柄でマイナス損失がある場合に、税金部分が相殺されるということです。

『あなたが儲けているなら20%税金を貰うけど、損してるなら損分の税金は返してあげるよ~』的な感じなのでしょうか。

例えば、「総額」が10万円で、マイナス益-5万のA株と-3万のB株を保有している場合、

本来、10万円×約20%=約2万円の税金 ですが

10万円-(損益マイナス分5万円+3万円)=2万円で、約4千円の税金

と、1万6千円の節税となる、ということのようです。

<注意点>

  • 株を売却する場合、約定日が年度内でないと2023年分に反映されないので、余裕をもって準備をする。(2023年は12/27 15時までの約定が年内分、12/28以降は2024年度分)
  • 2024年以降、新ニーサで購入した商品を売買する場合は、税金がひかれないのでプラス益の相殺にはならない。

<メモ>

  • 損出しは「徴収税額(理論値)」に影響があるが、還付ではないから「還付予定額」は0円のまま。「還付予定額」は、「譲渡損益額合計」がマイナスだった場合、最終的に証券会社から還付されるときに記載される。
  • 年度末だけではなく年度途中でも、プラス益の状態でマイナス株を売却したら税金は相殺されるが、プラス益が無い状態「総額」が0でマイナスの株を売却すると単純にマイナスとなる。
  • 年度をまたいで損益の相殺をしたい場合や証券会社を併用して申請をしたい場合は、各自で税務署に書類の提出が必要となる。

損切りの備忘録でした。さて来年はどうなっているのか、期待と不安が入り混じります。良いお年を。

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